【理系必見】研究の学会発表って大変?国内と国際学会の違いとは?

どーも、ひまお(@himanarikei)です。

今回は理系学生の学会発表に関して書いていきたいと思います。

理系の学生の多くは自分の研究を学会で発表することになるかと思います。

僕自身も研究室に配属される前は、「学会で発表するなんて緊張しそうで怖いなぁ~」って思っていましたが今では年に2~3回のペースで学会発表を行っています。

学会には国内学会と国際学会というものがあります、僕は国内学会と国際学会の両方経験しています。

実際に僕が経験して感じた国内と国際学会の違いや発表スタイルの特徴などを紹介していきたいと思います。 

国内学会の特徴

国内学会とは、日本で開催される参加者のほとんどが日本人の学会です。

特徴としては、学会で発表する際に提出する学会予稿というものがあるのですが、それを日本語で書きます。

また、査読と呼ばれる予稿の審査がほとんど無くて提出した人たちの大半が発表することが可能です。

発表の際も日本語で発表するため、研究を始めたての新入生の最初の登竜門として発表することが多いです。

発表形式は大きく分けて3つあります

1.口頭発表(10分発表、5分質疑)

2.ポスター発表(2時間程度ポスターの前で発表)

3.デモンストレーション発表(2時間程度、実装したデバイスを展示して体験させる)

基本的には口頭発表が一番難しく、デモンストレーション発表が簡単だと言われています。

また、学会ごとにベストペーパー、ベストポスター、ベストデモンストレーションなどの賞があり、これに選ばれると学会での受賞経験として奨学金返済免除の申請の際などに役立ちます。

まとめ

・国内学会は日本人が大半で開催される日本人向けの学会

・学会予稿や発表が日本語で可能

・査読がほとんど無いため、新入生の最初の学会発表などで発表することが多い

・受賞すると、後々役に立つことが多いので頑張った方が良い。

・日本語の論文なので日本人にしか引用されない。 

国際学会の特徴

国際学会とは、海外で開催される参加者のほとんどが外国人の学会です。

国内学会の時と違う点として、学会予稿を英語で書きます。「英語なんて出来ないよ~」って思っている人がいても大丈夫です。みんな最初は不安です。

現代はGoogle翻訳などの精度も上がってきているので、しっかりとした日本語の文章が書ければあとはそれを翻訳するだけです。

特に国内学会と違う点としては、査読と呼ばれる予稿の審査があって、その審査を突破しない限りは発表できません

すなわち、しっかりとしたコントリビューション(その研究がどういった点で課題に対して貢献できているか)を書けないと、国際学会では発表できないということになります。

また、発表の際も英語で発表するため、英語が苦手な日本人にとっては、とても大変な発表になります。

しかし、無事に査読を通過して英語で発表した際には、国内学会では会うことの出来ないような世界中の著名な研究者たちと活発な議論を交わすことが出来るため、自身の成長を肌で感じることが出来ます。

また、英語で書いた予稿は世界中で引用される可能性があるため、研究者としては目指すべき目標の一つでもあります。

発表形式は大きく分けて3つあります

1.口頭発表(10分発表、5分質疑)(採択率20%程度)

2.ポスター発表(2時間程度ポスターの前で発表)(採択率50%程度) 

3.デモンストレーション発表(2時間程度、実装したデバイスを展示して体験させる)(採択率 60%程度)

基本的には口頭発表の採択率(査読の通過率)が一番厳しく、20%程度しか採択されません。

なので、多くの日本の学生は、ポスターやデモンストレーションでの発表スタイルで採択されることが多いです。

国際学会は学会参加料が高い(4~5万円)のため、学会期間中は食事や飲み物などが無料で頂くことが可能です。お酒を飲みながら、研究に関して議論を進めていくのは至福のひと時ですね。

こちらも、学会ごとにベストペーパー、ベストポスター、ベストデモンストレーションなどの賞があり、これに選ばれると学会での受賞経験として奨学金返済免除の申請の際などに役立ちます。

まとめ

・国際学会は世界中の研究者が集まって開催される世界標準の学会

・学会予稿や発表は英語

・査読が厳しいため、ある程度新規性や、良い結果が出た研究が発表されることが多い

・世界中の研究者達と英語で議論できる貴重な体験

・自分の書いた英語の予稿が世界中で引用される可能性が出る

まとめ

今回は学会発表に関して紹介していきました。

国内学会と国際学会はそれぞれ研究のマイルストーンとして発表することが多く、自身の研究のモチベーションの維持にもつながっています。

また、海外で英語で発表する経験は大学院生ではごく当たり前のことなので、自身の成長を実感する良い機会です。

皆さんもぜひ、学会発表に積極的に挑戦してみてください。

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